<画像:Amazon>
監督は「恋に落ちたら」「ワイルドシングス」のジョン・マクノートン監督、
キャストには「ポゼッション」で注目を浴びたナターシャ・カリスとナターシャ・カリス演じる少女の祖父役に
ピーター・フォンダが出演。
タイトルの「ユージュアル・ネイバー」の意味は
普通のお隣さん的な意味です。
この映画ってWOWOWでネタバレしまくりの別のタイトルで配信されていたんですよね。
幸い観る前にググらなかったので純粋に映画を楽しむことができました。
サスペンス映画好きとしてはタイトルでネタバレさすの本当にやめてほしいと切に願うとこです。
もはやサスペンス映画ってタイトルを観ないで視聴した方がいいのかもしれないと思う。
ユージュアル・ネイバー おすすめ度
キャスト | |
---|---|
衝撃度 | |
おすすめ度 | |
ユージュアル・ネイバー 作品情報
●監督 ジョン・マクノートン
●キャスト
ナターシャ・カリス(マリアン)
チャーリー・ターハン(アンディ)
サマンサ・モートン(キャサリン)
マイケル・シャノン(リチャード)
ピーター・フォンダ(マリアンの祖父)
ユージュアル・ネイバー あらすじ
父親を亡くして祖父母に引き取られたマリアン(ナターシャ・カリス)はある田舎町に越してきて家の近くに住む病弱な少年アンディ(チャーリー・ターハン)と友達になります。
学校にも行けず自力でできることは限られて、ほとんどベッドの上にいるアンディにとってマリアンは初めての友達でした。
アンディの父親リチャード(マイケル・シャノン)はマリアンを快く迎えますが、母親のキャサリン(サマンサ・モートン)
はアンディの病状の悪化を心配してマリアンとの接触を禁止します。
それでもキャサリンのいない隙にキャッチボールしたりと友情を深めるマリアンとアンディ。
しかし、こっそり会っている2人に気づいたキャサリンは逆上。アンディのお気に入りのフィギュアや大事に育てて収穫を楽しみにしていたトウモロコシ畑を排除します。
アンディが心配だったマリアンは夜こっそりアンディの家に行くのですが、そこでこの家のとんでもない秘密を知ってしまうのです・・・
ここからネタバレ注意です
ユージュアル・ネイバー ネタバレ感想
親が子どもを心配する気持ちはよくわかります。
病気がうつらないためにマリアンとの接触を禁止するキャサリンの気持ちは十分理解出来たしキャサリンの過保護っぷりや異常さに理解を探していました。
な~んかおかしいとは思いながらキャサリンの心情に寄り添う自分がいたんですよね。
なもんだから、マリアンが地下のベッドで寝ている男の子を発見して過保護なのに冷たいキャサリンの態度や激昂や意味不明なリチャードとの会話の意味が合致した瞬間戦慄が走りました。
生贄だった・・・
車いすのアンディの方がです。
地下室の男の子が本当のアンディで車いすのアンディーは死にかけているアンディのための生贄でした。
子どもを愛するがゆえに現実を受け入れられず狂気に走っている両親はもはや怪物と化してしまっていました。
大人は見て見ぬ振りができる。でも子どもは純粋だから正しいことに迷わず突き進む。
マリアンに迷いなどなかったですよ、自らの危険など頭にない。アンディを救いたい、ただそれだけ。
子どもの純粋さと勇ましさは子育てをしていると日々感じます。
最近、息子に悩みがあると言われ、聞いてみたら
「人の価値観に惑わされる自分が嫌だ」
というもの。
この相談を受けた時、私は心の中で泣きました。
エンディングがよかったですね。
野球の試合が行われていてバッターボックスに立っているのはマリアン。
マリアンが撃った球をキャッチしたのはアンディ。
アンディの満面の笑顔で映画は終わりました。
最高かよ!
「ユージュアル・ネイバー」ネタバレ感想
お読みいただきありがとうございました。