Amazonプライムビデオで配信中の「シェルター 狂気の秘密」を視聴しました。
夫からDVを受けた妻が娘を連れて身の安全を守ってくれる「シェルターハウス」にお世話になることになったけど、そっちの方も危険だったよというサイコ映画です。
なんかすでにタイトルもジャケットでもネタバレしちゃってると思うのですが、伏線もあって結構ハラハラします。
特におすすめはしませんが😅
「シェルター 狂気の秘密」 おすすめ度
キャスト | |
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サスペンス | |
おすすめ度 | |
「シェルター 狂気の秘密」作品情報
●上映時間 82分
●公開日 2008年
●監督 メラニー・オア
●キャスト
キャスリーン・クインラン(ビー)
イングリッド・カヴェラルス
ハンナ―・ロックナー
「シェルター 狂気の秘密」あらすじ
ダーリーンは娘を連れ、街から遠く離れた虐待を受けた女性たちが避難するシェルターへ。管理人の女性ビーは、来る者たちの内情を詮索せず好きなだけ滞在していいと親子を受け入れてくれた。しかしダーリーンは、親身になってくれる一方、何かとルールを強いるビーに違和感を抱き始める
<Amazonプライムビデオホームページより>
ここからネタバレ注意です
「シェルター 狂気の秘密」ネタバレあらすじ感想
床に広がった血を雑巾でふき取るダーリーン。
この血の量からして何かしら惨劇があったのだろう、そしてそれは彼女の夫なのだろうとわかります。夫からDVを受けていたんです。
シーンは変わり、ダーリーンは娘のビクトリアを連れてシェルターハウスに駆け込みます。
紹介されたのは農場を1人で営んでいるビーという女性が暮らす家。
ビーはダーリーンたちを、それはそれは温かく迎えてくれました。
ただし、ルールを守ってねとルール三か条を告げるのです。
それは
●家のフェンスから出ないこと
●農作業を手伝うこと
●依存性のあるものを持ち込まないこと
この3つ。
なんか言ってる顔は怖いけど、まあ特におかしなことは言っていないのです。
でもすぐに
あれ?このおばさんもしかしてヤバイ?
と気づき始めます。
ジャケットでおもいっきしネタバレしてるはいるんですけどね。
まず、車を隠されました。
そしてマディ!マディを返せ!って叫びながらマディという女性を探しに来るおじさんが現われました。
以前かくまっていた女性のDV夫が探しに来たんじゃないかと思ったらその逆。
おじさんの言う通りマディはビーに納屋で鎖につながれて監禁されていました。
それに気づいたダーリーンは助けを呼びに逃げ出しますが、ビーに車で轢かれてトランクに入れられてしまいます。
ビーはビクトリアにあなたはお母さんに捨てられたのよと告げます。
ここで驚いたのが、ビクトリアが母親が自分を捨てたって嘘をあっさり信じて泣くんですよね。
この親子、びっくりするほど信頼関係が築けていなかったんです。
ビーが怪しい状況で母親がいなくなったら母親に何かあったのではないかと考えるのが先ですよね、普通は。
そんなビクトリアは自分のやったことを全部母親のせいにして納屋で鎖に繋がれた母親を残して農場を去っていってしまいました。
ダーリーンはあの後どうなったんでしょうか。
警察助けに来てくれるといいけど、あの警察マディすら見つけられなかったですからね。
結局狂気の秘密って何
それが知りたくて観たのにビーがなぜマディを監禁したのか、彼女の背景がまったくの謎のままで映画終わってしまいました。
あっさりエンドロール流れて撃沈。
おそらくですが、ビーは女性の強さを力説していたので男性によるDV被害の過去があったのかもしれません。
それで困っている女性をかくまっていたのでしょうか。
もし、疑いも持たず、ルールを守っていたら3人平和に暮らせていたんでしょうか?
それとも訪問者たちはただの獲物だったんでしょうか。
マディが納屋に監禁されていた理由は何だったのかも謎です。
ルール3か条を破ってしまった罰なのか、それとも今まで助けを求めて来た人間を次々手にかけてきたのか?
ビーがダーリーンを始末してまでビクトリアを自分のものにしたかった理由もいまいちわかりませんでした。
はっきりしたことは
映画冒頭の大量の血はやはりダーリーンのDV夫の血で、刺したのはダーリーンではなくビクトリアでした。
この伏線はビクトリアがナイフをベッドに隠した時なんとなくわかってしまいましたね。
解決できずに酒や薬に溺れるダーリーンにビクトリアは呆れていたのを通り越して恨んでいたのでしょう。
両親の狂気を見て歪んでしまったビクトリアに潜む狂気に面食らう結末でした。
お読みいただきありがとうございました。
(´▽`ʃ♡ƪ)