<引用元:Netflix>
Netflixで配信中「サイトレス」
のネタバレ感想です。
突然何者かに襲われ視力を失った女性に忍び寄る狂気に震えるスリラー映画。
「サイトレス」 満足度
ストーリー | |
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「サイトレス」作品情報
●上映時間 89分
●公開 2020年
●監督 クーパー・カール
●脚本 クーパー・カール
●キャスト
マデライン・ペッチ(エレン)
アレクサンダー・コック(クレイトン)
ディセンバー・エンスミンガー(ラナ)
「サイトレス」あらすじ
ある日突然襲われ、失明してしまった女性バイオリニスト。世話係として男性介護士が派遣されてくるが、やがて彼女は何かがおかしいと疑念を抱くようになる。
<Netflix公式サイト>
ここからネタバレ注意です
「サイトレス」少し詳しいあらすじ
バイオリニストのエレンは、ある日突然何者かに襲われ視力を失ってしまう。
視力は回復しないと言われ絶望するエレン。
エレンの夫は犯罪でお金を稼いで懲役15年の刑で収監中。
夫のしたことの恨みで狙われたのかもしれないと考えると同時に罪悪感も抱えていた。
兄(弟?)が用意した家に兄が雇った介護士のクレイトンが世話係として毎日やってくる日々。
次第にクレイトンに心を開いていくエレンだったが希望を見いだせず結局バルコニーから飛び降りるのだったが・・・
「サイトレス」ネタバレ感想
兄が紹介してくれた介護士クレイトンは爽やかイケメンで悪い人には見えない。
サイコものにいい人そうな爽やかイケメンが登場したら・・・
この手のジャンルはそう見えない人ほど悪人だったりする。
だからこそ、そうであってはつまらない。
クレイトンが悪人じゃなかったパターンに期待したんですけど、
「君のこと好きになったからもう側にいられない」ってナルシスモードになった時
残念ながら、あ、こいつ黒やなと確信してしまいました。
映画冒頭エレンが飛び降りるシーンがあっていきなり重いな~と思ったのですが、エレンが落ちた先は外の世界などではなく壁で覆われた室内でした。
完全隔離されていることに気づいたエレンはクレイトンの狂気を知ることになります。
少なくともクレイトンは1人6~7役ほどやっていたってことです。
看護師のオマール、刑事のブライス、医者、救急隊員、エレンの兄(声)、DV隣人男、襲った女みたいな男などなど。
目が見えない分、聴力が敏感になっているはずのエレンを騙せるってどういうタイプのボイスチェンジャー使っていたんですかね。
通気口に薬剤あったからエレンを襲ったのはクレイトンですよね。
彼って、父親に3年半地下室に閉じ込められた時に救ってくれたエレンを自分と同じ目に合わせているわけです。
監禁中の苦しい日々を想像力で生き延びた彼は、想像の中ではどこまでも自由でいられた感覚をエレンにも共有させようとしている。
それが大事なエレンを守り救うことだと確信している。
エレンの夫も同じタイプでエレンを支配していたようです。
だからなおさらエレンの自由を奪い返したる気持ちは強かった。
目が見えない中よくあそこまで頑張ったなと思います。
通気口に隠してあったエレンの目に吹きかけた薬剤を口に含んでクレイトンに毒霧発射!
(ウッまっずい~喉痛い~みたいなリアクションしてたけど口に含んで大丈夫なやつなのだろうか・・・)
結末解釈
ラナの中途半端な助け舟のおかげで痛い目に合ったけど頑張ってなんとか脱出はできました。
そして6か月後、バイオリンのコンサートの舞台に向かうエレンですが
1番気になるのは目は見えているのか?ということです。
どうやら
見えていなさそうです。
バイオリンをなぞりクレイトンがプレゼントしたバイオリンと重ねています。
手伝おうかと声をかけたスタッフの声にびくついているエレン。
もしかしたらスタッフのあの男、クレイトンなのかもしれません。
それかもしかしたらバイオリンのコンサートはいまだクレイトンに監禁されているエレンの想像かもしれません。
想像だけはどこまでも自由だからね。
お読みいただきありがとうございました。
(´▽`ʃ♡ƪ)