<画像引用:Netflix>
Netflixオリジナル映画「天使が眠りにつくとき」観ました。
居眠り運転でひき逃げ事故を起こしてしまってそれを少女に目撃された男の壮絶な一夜のお話。
感想はネタバレとなっていますのでご注意ください
「天使が眠りにつくとき」おすすめ度
キャスト | |
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血迷い度 | |
おすすめ度 | |
●ほとんど暗闇
「天使が眠りにつくとき」作品情報
●公開 2018年(スペイン)
●監督 ゴンザロ・ベンデーラ
●キャスト
ジュリアン・ヴァラグラン(ヘルマン)
マリアン・アルバレス(妻サンドラ)
エステル・エスポシト(シルビア)
アシア・オルテガ(友人グロリア)
「天使が眠りにつくとき」あらすじ
居眠り運転の果てに女性をはねてしまったビジネスマン。しかも、その場にいた彼女の女友達が恐怖におびえパニックになったことで、悪夢の連鎖に見舞われる。
<https://www.netflix.com/jp/title/80244708より>
ここからネタバレ注意です
「天使が眠りにつくとき」ネタバレ感想
仕事で娘の誕生日会に間に合わなかったヘルマン(ジュリアン・ヴァラグラン)は妻サンドラ(マリアン・アルバレス)に電話で嘆かれています。
「もういい加減にして、もうこのままだったらやっていけないわ」って離婚もにおわす勢いです。
私も子育てしてるのでサンドラの気持ちもめっちゃわかります。
でもへルマンの大変さをもう少しわかったげてほしい。
ヘルマンはそう思いたくなるそんな男。
それにしても悲惨な1夜でした。
あの日へルマンは娘の誕生日パーティーには間に合わないし妻には怒られるし当て逃げされるしでついてないことは確かだったんです。
でもまさかあそこまでの悪夢の一夜になるとは。。。
娘と妻に申し訳ない気持ちと焦りを感じながら車で家に向かうヘルマンでしたが
疲れ果てたヘルマンは居眠り。パトカーに止められて注意されます。
そして寝てから帰れと無理やりホテルに連れていかれるんですけど、
娘の誕生日だから早く帰らなきゃって警察帰ったらまた運転を始めました。
でもやっぱり眠い。
コックリコックリ・・・
してたら
あっ!っていう衝撃がしてバックしてみると少女(グロリア)が血だらけで倒れています。
救急に電話するけどが探知できないと言われて自分で少女グロリアを後部座席までひきずって乗せます。
そのまま急いで病院連れて行ったらこんな事態にはならなかったはずなんですけどね。
グロリアの友人のシルビアがそれを見ていてギャーと悲鳴あげた後よけいなことしかしないもんだからとんでもないことになってしまいました。
殺人鬼扱いされちゃったヘルマンは違うんだよ!助けようとしてるんだってばよって説明するんですけど、シルビアはただただ
パニック。
それでもそんなシルビアに「大丈夫?」って何度も気遣う優しいヘルマンですよ、ヘルマン優しい人なんです。
人が良くて会社でも上司の後処理を押し付けられてそのせいで娘の誕生日を忘れるくらい忙しくしていて、人に強く言えないタイプの人なんだなーと察します。
でもシルビアのパニックに反応してしまう不器用さが命取りになってしまいましたね。
ヘルマンも言ってたけど、シルビアは
事態を複雑にし過ぎ・・・
そしてその大騒ぎに
ヘルマン付き合い過ぎ。
シルビアのパニックにパニクっているヘルマン。
それが悪夢の連鎖につながってしまいましたね。
天使が眠りについた瞬間
ヘルマンさんシルビアを追っかける追っかける(笑)
自分では気づいてないかもしれないけど中盤からヘルマンすでに狂気の沙汰です。
シルビアの誤解通りの殺人鬼のようにシルビアを追いかけてるヘルマンの天使はもうほとんど眠りかけていたのかもしれません。
でも決定的に天使が眠りについた瞬間はあの時でしょうか。
シルビアが怪我してるのをヘルマンが大丈夫か心配した時にシルビアが「お前絶対嘘つきで殺人鬼だろお前の人生終わりじゃ!」って罵った時、ちょうど妻サンドラからの電話がなってサンドラがもう帰ってこないでって攻め立てたあの瞬間
ほとんど眠りかけていた天使が完全に眠ってしまったんだと思います。
シルビアからは完全に人殺し扱いされていたし
グロリアが遊んでいた男たちからくすねた白い粉が体中に降りかかってしかもペロっと舐めちゃったし
もう無理だと思ったんでしょうね。
結末
1年後、仕事を休んで娘の誕生日の準備しているへルマン。
ちょうどその時、シルビアとグロリアの遺体が見つかってあの時遊んでいた男の子たちが容疑者として連行されるニュースが流れます。
それを奥さんがサクッと消します。
奥さんは1年前へルマンが犬を轢いたと言って帰ってきたあの日、何があったか感ずいています。
この夫婦の天使はこのまま眠り続けるというわけですね。
まとめ
どんな時も「急がないで気を付けて帰ってきてね」と言える妻でありたい。
最後までお読みくださりありがとうございました。