引用元:映画『アップグレード』
Amazonプライムビデオで配信中の「アップグレード」のあらすじ・感想です。
製作「ゲット・アウト」のジェイソン・ブラム、監督を人気シリーズ「ソウ」のリー・ワネルが手掛けたSFアクション映画。
人工知能を体内に埋め込んだ主人公の見事にアップグレードしたキレッキレのアクションがとにかくカッくいい。
リー・ワネル監督がこの映画を脚本するにあたって影響を受けたのは「ターミネーター」。
アーノルドシュワルツェネッガーが演じたリアルなサイボーグをこの映画で実現したいと考え、主演のローガン・マーシャル=グリーンは見事に機械的な動きを体得してくれた、そしてコルテス刑事役のベティ・ガブリエルの演技に圧倒されたと絶賛も。
コルテス刑事はどこかで見たことあるなと思ったら「ゲット・アウト」の家政婦さんですね。
「アップグレード」おすすめ度
キャスト | |
---|---|
アクション | |
おすすめ度 | |
監督も大満足したアップグレード後のローガン・マーシャル=グリーンの動きに注目です。
「アップグレード」作品情報
●日本公開 2019年
●製作 ジェイソン・ブラム
●監督 リー・ワネル
●キャスト
ローガン・マーシャル=グリーン(グレイ)
メラニー・バレイヨ(妻アシャ)
ハリソン・ギルバートソン(エロン)
ベティ・ガブリエル(コルテス刑事)
ベネディクト・ハーディー(フィスク)
「アップグレード」あらすじ
近未来。グレイ・トレイス(ローガン・マーシャル=グリーン)は妻のアシャ(メラニー・バレイヨ)と仲睦まじい日々を送っていた。しかしある日、謎の組織に襲われ、最愛の妻を失い、自身も全身麻痺の重症を負ってしまう。失意の中、巨大企業の科学者からある提案をされる。彼の目的は、実験段階にある「STEM」と呼ばれる最新のAIチップを人体に埋めることだった。手術の結果、グレイは再び体を動かすことができるようになる。そればかりか、「STEM」に身をゆだねると人間離れした動きができるようになり、人間を超越した身体能力を手に入れてしまう。さらに、「STEM」は頭の中の相棒としてグレイと対話するようになる。身体能力を<アップグレード>されたグレイは手に入れたこの力を駆使して「STEM」と共に妻を殺害した組織に復讐を誓うのだがー。
ここからネタバレ注意です
「アップグレード」ネタバレ感想
車の運転手はもういらない近未来。
整備士のグレイ(ローガン・マーシャル=グリーン)は奥さんのアシャ(メラニー・バレイヨ)と
ラブラブ。
ある日依頼された車を引き渡しに顧客ヴェッセル社経営者のエロン宅へ妻のアシャも一緒に行くが、
そこで悲劇が起こります。
エロン宅からの帰り道、なぜか自動運転の車が制御不能になって自宅とは反対方向に暴走した後横転して、謎の組織が待ってましたとばかりに車から2人を引きずり出してグレイとアシャは銃で撃たれてしまいます。
アシャは亡くなり、グレイは四肢麻痺になってしまいました。
愛妻をヴェッセル社の経営者のエロン宅に連れて来てしまったのがいけなかった。
悲劇は多分そこから始まった。
エロン氏、彼の挙動不振が気になっていましたが
あの顔はコミュ障によるものではなく怯えていたんですね。
アシャを紹介した時も、グレイを見舞いに来てチップを埋め込む話を持ちかけた時も、
エロンの顔は怯えていた。なぜなら
AⅠのステムが指示をだしていたから。
計画的にというより、多分
連れてきた妻のアシャがヴェッセル社のライバル会社だったこととAⅠの進化にイチャモンつけたのがステムのカンに触り?自分の脅威になると認識されてしまったのでしょう。
人間と一体化を狙っていたステムのターゲットにロックオンされてしまいました。
迷いという人間らしさが完全欠如されたAⅠはもはや殺人機械に。
目的のためには手段を選びません。
我々人間は正しいと確信しながらも、なお我が身の言動を振り返り迷い悩んだりする。
なんて素敵な生き物なのだろう、人間って。
人間はAⅠに負ける。迷い考え少しづつ進化する生き物だから。
AⅠが本気出したら人類は終わりダナ・・・。
AⅠ勝利の結末はスッキリしました。
あまりにも完璧だったので。
完敗。