ノー・ウェイ・アウト | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
Netflixオリジナル映画「ノー・ウェイ・アウト」
のあらすじ、ネタバレ感想です。
新たな人生をスタートするためアメリカに渡ったメキシコ人女性アンバーは、古びた女性限定格安貸家に住み始めるが、女性の泣き声、助けを呼ぶ声が聞こえるなど不可解な現象が次々と起こり・・・
原作はアダム・ネヴィルのホラー小説「No One Gut Out Alive」。
結構グロめで胸くそ悪さは控えめです
「ノー・ウェイ・アウト」満足度
グロい度 | |
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呪われた家度 | |
満足度 | |
「ノー・ウェイ・アウト」作品情報
●上映時間 87分
●公開 2021年
●監督 サンティアゴ・メンギーニ
●原作 アダム・ネヴィル
●脚本 フェルナンダ・コッペル
ジョン・クローカー
●キャスト
クリスティーナ・ロドロ(アンバー)
マーク・メンチャカ(レッド)
「ノー・ウェイ・アウト」あらすじ
メキシコからクリーブランドに渡った不法移民の女性が見つけた、古い屋敷。他に行くあてもなく、そこに間借りすることにした彼女を、不気味な悪夢が待ち受ける。
<引用元:Netflix公式ページ>
ここからネタバレ注意です
「ノー・ウェイ・アウト」ネタバレ感想
母親の死後、新たな人生をスタートするためクリーブランドに渡った不法移民のメキシコ人女性アンバーは、女性限定の格安貸室を見つけ下宿することができたけれど、家の中で変な音がしたり助けてという女性の声が聞こえたり変なものが見えたりと不可解なことが次々と起こり・・・
儀式の生贄にしようとしているサイコパス兄弟2人と怪物相手にアンバーが大健闘。
タイトルがタイトルなだけにハッピーエンドを期待して観たわけではないけれど、
あのタイプのラスボス登場からのラストのオチ・・・
アンバーは結局最後どうなったのでしょうか?
ふり返りながらラスト考察してみたいと思います。
サイコパス兄弟の目的は?
あの兄弟が生贄を捧げ儀式をするのは兄ベッカーのため。
レッドとベッカーは、兄のベッカーが重い病気で治療費が払えなくなり気の狂った父親がいるこの家に戻ってきました。
父親は石の箱に生贄を捧げる儀式を行なっていて、母親はその手伝いをさせられていましたが父親に殺されてしまいます。
兄弟はその後父を亡き者にしましたが、家をでることなく儀式を行ない続けました。
箱に捧げものを与えることで恩恵を受けベッカーの病気が回復していったからです。
ベッカーも「箱に選ばれた」と石の箱に執着していきました。
ベッカーが咳をするシーンがありました。
これだけ捧げものを繰り返してもまだ病気が完治していないということは、レッドの話していた通り、病気はかなり重かったと思われます。
幽霊たちの存在
度々出てくる幽霊たちはこの家で儀式の犠牲になった人や殺されてしまった人。
メアリーという幽霊はレッドたちの母親。
アンバーの母親は罪悪感から見せられた幻覚。
蝶の意味
蝶には死者の魂が宿り、不死を意味するとされています。
蛾だと思ったけどよく見たら蝶でした😅
石の箱から出てきたものの正体
意外な箱の中の登場人物に思わず笑ってしまったのは私だけでしょうか。
まさかああいうタイプだとは思わなかったのでワロタ・・・
結末感想・考察
ラストシーンではレッドを儀式にかけ怪物の生贄になるのを見とどけた後、出口に向かうアンバー。
しかし何かを感じたかのようなアンバーの表情の後、痛々しく変な方向にグニャっと折れていたアンバーの足が元通りに治ります。
つまり
アンバーは箱に選ばれてしまったのです。
レッドの父親が石の箱に憑りつかれ、父親が死んだ後は兄のベッカーが箱に執着し、ベッカーが生贄になって今度はアンバーが選ばれてしまったのです。
もう箱から逃れられないアンバーです。
お読みいただきありがとうございました。