<引用元:Netflix公式サイト>
Netflixで配信がスタートした「縄の呪い2」
のネタバレ感想です。
「縄の呪い2」ってことは1があってその続編なのだと思いますが、NetflixやU-NEXTで探しても見あたらなかったので2のみ視聴の感想となります。
台湾版エクソシストが弱いのか悪鬼が強いのかわからない。
そんなに怖くもないしグロくもない。
いろいろ中途半端なんですけど古さとツッコミどころに結果目が離せなくなる。
おせちの準備しなきゃいけないのに一気観した。
そんな映画でした。
「縄の呪い2」 満足度
キャスト | |
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ホラー度 | |
満足度 | |
「縄の呪い2」作品情報
●上映時間 104分
●公開 2020年
●監督 リャオ・シーハン
●脚本 サイモン・マ―
●キャスト
リー・カンション
ウィルソン・スー
ヴェラ・チェン
「縄の呪い2」 あらすじ
小さな頃から霊能力に苦しんできた孤独な少女と、悪霊に取りつかれたおば。過去を引きずる1人の道士が助けの手を差しのべ、壮絶な悪霊ばらいに挑む。
<引用元:Netflix公式サイト>
ここからネタバレ注意です
少し詳しいあらすじ
道士3人が悪鬼による悲惨な事件現場のお祓い中、道士のフオが悪鬼に憑りつかれてしまいそれを祓おうとした師匠に悪鬼がのり移って師匠が仲間の道士を襲います。
正気に戻ったフオは仲間を救おうとした結果、憑りつかれた師匠の命を奪ってしまいます。
師匠を殺めたフオはそれから道士の道を外れていましたが、霊感の強い少女ジアミンと出会い、自分と似たジアミンをほっとけず助けることにします。
しかし悪鬼は思わぬ策略で彼らに近づき・・・
「縄の呪い2」ネタバレ感想
1部の崇拝者がいるやっかいな鬼で関わると不運をまねくらしく、憑りつかれたら邪気をよそへ移すしかない。
悪鬼像には触れてはならない。
除霊中は名前を呼んではならない。
最初は冒頭の惨状になんか超怖そうだなと思いましたが、それ以降はそうでもなかったです。
悪鬼に憑りつかれた人は目が痒くなって赤くなっておかしくなるけどそんなに凄まじい形相というわけでもないし、悪鬼像はミニチュアゴリラみたいで全然怖くないし。
悪鬼が強いからか道士が弱いからか除霊に見ごたえがなく、霊能力という天命を授かったフオとジアミンの苦悩と勇姿を描いているわりにいまいち死闘に心震えませんでした。
7人の犠牲者の霊と1人の霊能力者で蘇りを企む悪鬼の所業はフオが犠牲になって防ぎましたけど、結局、悪鬼って清められないし邪気を追い払い続けるしかないからその場しのぎなんです。
スルーできないツッコミどころ
それにしてもツッコミどころが多い。
最初登場した貫禄のある道士の師匠があっけなく憑りつかれてしまったし
フオが自分と似たジアミンに出会って逃げることをやめて危険な悪鬼払いに挑む決意をする流れが不自然だし
ジアミンに「一生恐れて過ごすか勇敢に向き合うか覚悟決めろ」って語るとこは多分この映画で1番の決め台詞なんだけど、ついさっきまで天命から逃げてたフオに言われても説得力ない。
落ち込んでいるジアミンを励ますためにフオが踊りだすところは昔のカンフー映画みたいで古くさすぎる。
手強くて恐れていた悪鬼なのにジアミンのかめはめ波みたいなアクションと呪文で一瞬に除霊出来ちゃったのも拍子抜け。
フオとジアミンは特に強い霊能者というわけでもないはずなんです。
フオのお守りが効いたのかジアミンの背後に神みたいなのがいたのはスベッていました。
あと、ジアミンが泣く時の鼻水が気になってしまって。
あれってメイクですよね。
とある番組でペコパの松陰寺さんが涙のドッキリ企画で垂らしていた糊メイクの鼻水の感じと同じ。
まとめ
気になる点がこれだけあると逆にそれが面白くて視聴完走。
俳優さんたちもカンフーの達人みたいな古臭さがなんかよかったんですよね。
台湾映画なんだかんだでスルー出来ないんですよね。
お読みいただきありがとうございました。